やりたい仕事に就くため

私は視覚障害者のリハビリ関係の資格をもっているのですが、視覚障害の業界でしか通用しないようなものなので、求人自体が少なかったです。正社員の募集はほとんどなく、あったとしても地方が多いので、引っ越しをするのにも覚悟が入りました。
結局、住み慣れた土地でパートのような形での雇用となりましたが、やりたいことを仕事にできたことに満足しています。空きが出れば正社員の道も開けるし、ここでスキルアップすれば他の施設に転職してもやっていけると思うので、今は給料をもらいながら勉強させていただいていると思っています。
給与自体は低いですが、社会保障もあり、最低限の生活はできています。また、定時で帰宅でき、暦通りの休みが取れるので、自宅で訓練の教材を作ったり、スキルアップのための勉強をしたりする時間もとれます。仕事に追われるのではなく、利用者のペースに合わせられるし、自分のプライベートも充実しています。
転職活動の際、視覚障害者も含まれるはずである「身体障害」を対象とした施設などを探しましたが、いずれも肢体不自由者が多く、資格を生かせる場所がなかなか見つかりませんでした。以前、入職した新設の施設では面接時に視覚障害のリハビリをやっているか尋ねたところ、「ゆくゆくはやる」との話でしたが、3年経っても現場が落ち着かず、それどころじゃなかったので見切りをつけて退職しました。
家族を養うためにはそれなりの給料があるところで働かなくてはいけないかもしれませんが、そうでない場合は「やりたいこと」を優先して働いていたほうが身になると思います。

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